(五) 気功太極十五勢の主な內容
気功太極十五勢とは、太極拳から特選した十五通りの姿勢を體操のように組み合わせ、調心(リラックスした狀態での精神集中 入靜)、調息(呼吸を整える 腹式呼吸)、調身(姿勢を整える 乗馬の姿勢)という三つの要素を重視する有酸素運動であり、始めから終わりまでは約26分間の時間を要する。
準備姿勢:乗馬の姿勢で、以下の三つのプロセスに入る:①両手を垂らし、?垂撐勢?(スイチャンスゥ)の姿勢を取る。②親指をズボンの橫線に向け、水の上に漂うボールを押さえるような?撐按勢?(チャンアンスゥ)を構える。③両手を前外方へ弧を描きながら手の平を返して下腹部の前に位置し、両手の小指は體から一つ握り拳の距離を置き、?提抱勢?(ティーバァオスゥ)を作る。準備姿勢により、調心、調息、調身の狀態に入る。その後15通りの本番の運動に入る。それらの名前は以下である:
①調息寧神(息を調整し、気持ちを落ち著かせる)
②分雲棒月(雲を分け、月を持上げる)
③左右托球(左手と右手で交互に球を持つ)
④雙手推山(両手で山を押す)
⑤馬歩雲手(乗馬の姿勢で手を雲のように動かす)
⑥大鵬展翅(大鵬が翼を広げる)
⑦紅龍探爪(赤龍が爪を伸ばす)
⑧水中撫球(水中の球を押さえる)
⑨左右揉球(球を押さえながら揉む)
⑩孔雀開屏(孔雀開扇のように手を開く)
(11)白鶴亮翅(白鶴が翼を左右に伸ばす)
(12)野馬分鬣(馬のたてがみを左右になでる)
(13)雙環套月(両手で輪を作り、月を包む)
(14)平臂起蹲(両肘を平らにし、膝を屈する)
(15)大象活腰(大象が腰を廻す)
収功(スォーゴン):功を収めることで、以下のことを行う:①腎兪をもむ、②帯脈を合わせる、③丹田をもむ、④労宮をもむ、⑤気を戻す。